工場のライン作業やコンビニのスタッフなど、女性でも夜勤で働けるバイト募集や正社員社員募集は数多く存在する。夜勤専従の看護師や介護士といった仕事もある。昼勤務と比べ、夜勤の時給を高く設定している企業や医療、介護施設は多く、短期間で少しでも多く稼ぎたい求職者にとっては理想的な仕事である。さらに、夜勤手当や夜勤分のボーナスを年に数回支給してくれるケースもあるため、こちらは大きなメリットとなるだろう。
また、求人倍率が低いこともメリットの１つに挙げられる。そもそも、昼勤務の希望者よりも夜勤の希望者は少ない。例えば、コンビニスタッフの夜勤バイトも男性が占める割合が多く、昼勤務の男女応募者数よりも必然的に倍率が低くなる。つまり、それだけ仕事を見つけやすい勤務条件と言える。ただし、コンビニは防犯上から男性のみの採用と決めている企業もあるようだが、男女問わずオーナーも必ず夜勤に入ることが多いため、もしコンビニで働きたいと思うならば一度確認してから応募すると良いだろう。この、求人倍率が低いという傾向は概ねどの職種にも当てはまり、選択できる職種の自由度が低くなることもない。
ただ、夜勤イコールつらいというイメージが先行している影響もあり、どうしても敬遠されがちである。これは３Kと呼ばれる仕事と同じ傾向のあるあるポイントだ。その分、実際に働いてみるとそのイメージが誤りだとわかるだろう。なぜなら仕事自体は昼勤と何ら変わらない場合がほとんどで、影響してくるポイントは生活習慣の変化だ。つまり、体内時計と生活リズムを自分でコントロールし、健康な生活を意識していれば何も問題はない。逆に健康意識が高まり、これまでよりもさらに健康になる可能性もある。このように夜勤でしか得られないメリットは多く、給料面、生活面ともに、女性でもとても安定して働ける方法と言えるだろう。